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ミツバチ分蜂

谷本公園管理人

皆さんこんにちは。4月になってからあっという間に9日経ち、公園ではソメイヨシノは見ごろを終えて、ほとんど葉っぱになってきました。

ここ数日は新エリアの管理スタート以外にもいろいろあってドタバタとした日々になっていました。そのうちの一つが「ミツバチの分蜂(ぶんぽう)」です。


昨年の晩夏か秋くらいの紹介以来すっかりブログに顔を出していなかったミツバチたちですが、どうにか冬を乗り越えてサクラや花壇の花の中を元気に飛び回っています。

冬を乗り越えた群れでは、この時期になると新しい女王バチの誕生に伴って群れが分かれる「分蜂」がおきます。この分蜂した群れを捕まえて上手く巣箱に入れることができれば、群れの数を増やしたり、新しい場所で養蜂を始めたりすることができます。


つい先日の6日、公園で飼育している群れでも分蜂が起き、職員で頑張って捕まえて新しい巣箱の中に入れてみました。

分蜂の時には、分かれた群れが一度木の幹や建物の軒下などに集まって丸くなる「蜂球(ほうきゅう)」を作ります。捕まえやすくなるように巣箱の周りに集まりやすい集合版をつくったりもしたのですが、結局巣箱の裏のサクラの木に集まってしまいました…なかなか難しいものです。

分蜂した群れ 新しい巣に向かう前に一度集合するので、このときに捕まえます
捕まえて新しい巣箱に入れてみました

群れにもよりますが、これからしばらく何度か分蜂するようです。飼育しているミツバチ以外にも、野生のミツバチが公園に来たりもするかもしれませんが、分蜂中の群れはしばらくすると移動していくと思います。園内で1枚目の写真のように集まっている群れを見かけた際には刺激せず、公園職員までお声がけください。


ちなみに、このまま順調に行くと初夏くらいにミツバチイベントを行えるかもしれません。また告知を出させていただきます。

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