皆さんこんにちは。
一気に暖かくなり、カワヅザクラも一気に開花しました。
多くの木で8分咲き~満開の見頃になっています。
土日ということもあり、通りがかった人が写真を撮る様子もよく見られました。
そのうち花が散り始めてしまうと思いますが、通りがかった際に見て、思い出の一つとしてもらえればと思います。
さて、前回ちらっとお話しした「桜に集まる生き物」ですが、今回ご紹介するのはこちらになります。
谷本公園でよく見る野鳥ランキングがあったら上位に来るであろうメジロとヒヨドリです!
メジロは花に顔を突っ込み蜜を舐めていました。ヒヨドリも蜜を舐めるはず…なのですが、写真を撮ったときには花弁を食べていました。
両方ともくちばしに注目すると先が黄色くなっていますが、これは模様ではなく桜の花粉です。花に顔を突っ込んで蜜を舐めると、どうしても花粉に触れるので黄色くなってしまうようです。
基本的に植物は花が終わった後に実をつけますが、実をつけるには花粉が運ばれて受粉することが必要になります。
植物だけだと花粉を遠くに運ぶことは難しいですが、虫や鳥などの他の生き物に手伝ってもらって花粉を運んでもらうものもあり、カワヅザクラはメジロやヒヨドリに運んでもらっているようです。
それぞれの生き物単体で見ることも楽しめますが、こういった違う生き物同士の関わり合いに気付き、じっくり見てみるのも面白いかなと思います。
予報だと水曜日くらいからまた寒くなるようなので、風邪をひかないように気を付けましょう!
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